【INC June】使用構築 最終・最高1595
どーも、TN「あるとり」ことrikuです。
今回は先日開催されたネット大会「International Challenge June 」で使用した構築を紹介していきたいと思います。試験的に育てたポケモンが多いパーティのため、完成度が比較的低い構築になってしまいましたが、最後まで見ていただけると幸いです…!
〜構築完成までの流れ〜
構築を組むにあたって、今回はメガリザードンXを使ってみたかったため、この子を軸にパーティを完成させることにしました。
次にメガリザードンXと相性の良いポケモンを考えたところ、カプ・コケコとカミツルギが入ってきました。
カプ・コケコはリザードンの苦手なボーマンダやカプ・レヒレ、ガオガエン等の処理・削りを、カミツルギはカプ系との対面で有利をとれると思ったことと、雨パに圧力をかけられると思ったため採用しました。
ここまでで、相手のランドロスやS操作に対して後手に回ると感じたため、こちらからもS操作が出来、かつランドロスに強く出れるクレセリアを採用しました。
この4枠だと相手のガオガエンがまだ重いのと、高速で攻撃できるポケモンが欲しいと思ったので、特殊スカーフランドロスを採用。
最後にガチトリル(メガバクーダ軸等)に対抗できるようオニシズクモを採用。
こうして6枠全てが埋まりパーティが完成しました。
〜個別紹介〜
「フレアドライブ」: メインウェポンとして採用。
「りゅうのまい」: この技を使うことで相手を縛り返したり、威嚇への切り替えしができると思っての採用。
「まもる」: 場持ちをよくするため。
この構築のメガ枠。
素直にASぶっぱの方が良かった気がします。
しかしメガリザードンX自体のポテンシャルは高いと感じ、特に威嚇を入れられた後に耐久振りメガメタグロスを「フレアドライブ」でワンパンしたり、「りゅうのまい」+「かみなりパンチ」で無理やりメガボーマンダを相手取れたのは衝撃的でした。
また技枠にも改良の余地があり、例えば「りゅうのまい」を「おいかぜ」に変えてみたり、「かみなりパンチ」を「ドラゴンクロー」に変えてみたりしても良かったかも知れないと思います。
「かみなり」: デンキZのベース技兼メインウェポン。良くも悪くも試合を左右した技だった。
「ボルトチェンジ」: 相手の交代を読む・不利対面を引いたときに、相手に負担をかけつつ引く技。
「まもる」: 場持ちを良くするため。
時には戦犯、時には救世主として場を荒らし続けた守り神。
「かみなり」以外の技、努力値に関してはメジャーな型なので、今回は「かみなり」の採用理由と使用感だけお話しします。
以前どこかの構築記事で「かみなり」を採用しているカプ・コケコを発見し、自分も試しに使ってみようと思ったのが始まりです。
使用感についてですが、個人的にはカプ・コケコの「かみなり」は微妙でした。もともと「10万ボルトZ」を耐える調整をしてあるポケモンの大体が「かみなりZ」を耐えることも多く(乱数が35,6%ほどズレるだけ)、メインウェポンとしての「かみなり」も常に30%(もしくは50%)の外しの危険性もあったため、あまり安心して打てる技ではなかったです。
ただ、「10万ボルト」で確定2発をとれない相手に対して「かみなり」で確定2発をとれる場合が多かったり、相手の麻痺バグで運勝ちできたりと、決して悪いところばかりではなかったです。雨パでの採用なら「かみなり」も全然ありだと思います。
ちなみにこの発見が、後の「かみなり」+「いのちのたま」でゲンシカイオーガ絶対倒すマンのヒントの1つになりました。
「リーフブレード」: メインウェポン。
「スマートホーン」: フェアリーへの打点。
「せいなるつるぎ」: 鋼、悪への打点。
「ハサミギロチン」: リザードンや流行りのシードクレセを無理やり突破する、最恐最悪の技。
いつの間にかこのパーティの軸になっていた子。彼もさぞかし困惑したことだろう。
チョッキカミツルギの使い心地は思った以上に良く、むしろ雨パメタやフェアリーメタとして入れる場合には、タスキよりもチョッキの方が良いと思えるほどでした。
特殊方面の耐久力は以下を参照。
•C147カプ・コケコEF下 珠「10万ボルト」確定3発(40〜48.2%)
素早さラインは、最速96族抜きにしています。
「ハサミギロチン」の枠は諸説ありますが個人的に、負け確の試合を3割の確率で拾ってくれるという良さもあるので、今回は彼をギロチン処刑者に仕立て上げました。
実際に相手のメガリザードンXにギロチンを当てて勝てた試合があったので、打っている身としては楽しかったです。
ぽけっとふぁんくしょん!
「こごえるかぜ」: S操作技その1。
「てだすけ」: 置物になるのを防ぐことと、隣のポケモンで縛れる範囲を増やすため。
「トリックルーム」: S操作技その2。
この構築の要であり、頼れるお姉さん枠。
今回、後述するオニシズクモがパーティにいたため「トリックルーム」も採用しましたが、そもそもオニシズクモが対トリルパくらいでしか選出しなかったため、この枠は「サイドチェンジ」や「どくどく」でも良いと思いました。
「だいちのちから」: メインウェポン。味方を巻き込まない点がgood。
「とんぼがえり」: 盤面を整えるための技。
今ではあまり珍しくもなくなった特殊ランドロスです。
「ばかぢから」も候補に上がりますが、こちらもカミツルギとオニシズクモ、自身の「だいちのちから」で十分だと判断し、採用しませんでした。そのため「ほのおのパンチ」持ちのバンギラスが重くなっていますが、当たらなかったので良かったです。
「とんぼがえり」をあまり打たなかったので、この枠を「ばかぢから」にしてみても良いかもしれません。
「アクアブレイク」: メインウェポン。
「まもる」: クレセの「トリックルーム」を安全に待つための技。
この構築のトリル対策要員。
オニシズクモはコケコと2Z持ちになることが多く、何か代わりになるアイテムを試してみようと思い「いのちのたま」を採用しました。
みずZほどの瞬発力は持ち合わせないものの、威嚇が入ってもガオガエンをワンパンしたり、これまた威嚇が入った状態でジャラランガの身代わりを壊したりと想像以上のパワーを見せてくれました(A-1でジャラランガの身代わり壊せるのは流石に火力オカシイ…)。
〜選出例〜
•グロス、リザ系統
前: クレセ+リザ
後: コケコ、ツルギ、ランドから2枠
•サーナイト系統
前:コケコ+ツルギ
後:リザ、ランド、クレセから2枠
•ガルーラ系統
前: コケコ+ランドorクレセ
後: ツルギ+ランドorクレセ
•トリル系統
前: クレセ+オニシズクモ
後: 刺さってそうな子2枠
(一丁前に書いていますが、あくまでこういう選出の仕方が多かったというだけなので、もっと良い選出があるかもです。)
〜まとめ〜
結果は微妙な形に終わってしまいましたが、それぞれのポケモンの良し悪しを実感でき、改善すべき点や新たな型のヒントを多く得ることができたので、個人的には有意義な大会になりました!
これからもトレーナーとしての経験値を高めて、来年のJCSに向けて力をつけていきたいですね。
ではでは!